20年赤字続きだったハウステンボスを再生させた澤田社長の本です。
人が集まるために、何を工夫したか、思い通りに行ったこと行かなかった事が書かれています。
価格設定の話については、無料開放したが人が集まらず、企画を練って価格を上げていったら来場者が増えた話など興味深かったです。
お客様が何を求めているのか考えさせれる本です。
起業家として印象に残ったのは、次の下り。
・好きだ、やってみたいということと、向いている、素養がある、というのは、悲しい事だが必ずしも一致しない。それに気づくことは、ひとつの重要な通過点である。
・天が運んでくれる運(天運)と同時に自分で運ぶ運が存在していて、そちらのほうが影響が大きいという事実を認識することが大切。
・時代は豊かになり、チャレンジしなくともそこそこ平穏な生活が送れる。むしろ、チャレンジして失敗すると食べていけなくなるのではないかという考えに支配されている人の方が多いのかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
プロフェッショナルを目指す
- 感想投稿日 : 2017年4月21日
- 読了日 : 2017年4月21日
- 本棚登録日 : 2017年4月21日
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