学級崩壊からの生還

制作 : 向山洋一 
  • 扶桑社 (1999年10月1日発売)
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感想 : 6
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荒れた子供と戦う術を学ぶ。子どもが荒れるのは大人のせいである。具体的に学校では「授業の質」のせいである。


 この本は荒れた学級を体験した教師の体験談である。もっと具体的な話が詠みたかったが、体験談だから表面的な内容だった。もっと具体的に知りたいなら、TOSSのサークルとか勉強会に参加しろってことかな。
 ただ、学級崩壊を立ち直らせる術があるということが知れるのは、精神的に参っている教師にとって救いになるだろう。

 良い授業ができるかどうかで、教師の挌は決まると思っていた。まさにそうだった。

 いま、いじめ対策とか、ボランティア精神の涵養とか、対話的な学びの実現とか、色々と教師に求められているけれど、枝葉末節、小手先の問題なんだよな。

 何より大事な教師の授業力を延ばす教育対策が必要だろうと思う。今日この頃

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2018年2月1日
読了日 : 2018年2月1日
本棚登録日 : 2018年2月1日

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