企業参謀―戦略的思考とはなにか

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  • プレジデント社 (1999年10月29日発売)
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大前氏の本を後2冊読む、としていた内の1冊。
企業参謀…すなわち企業の経営戦略、ひいては人生を戦略的に生きようとする人を対象に、「戦略的に考えるってこういうことだよ、特に企業経営においてはこうだよ」とシンプルに解説している本です。「考える技術」と言ってることは変わらない。

モノを分解して考えることを基本に、市場と自社をポートフォリオにして、そこに目的を加味して経営戦略を立てる。簡単なようだけど、このポートフォリオを組むには自社の資源を隅々まで把握する必要があり、物事をボカす癖の日本人はここが弱い。
戦略の教科書といった評判のとおり、上記のような基本的なことがシンプルにわかりやすく解説されています。

といいつつ、まだまだ新米な自分には腹に落ちにくい部分もあり、飛ばし飛ばし読みました。今後、営業・マーケティングを担っていく上で、煮詰まった時に読み返したいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年7月31日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年7月31日

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