国盗り物語(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1971年12月22日発売)
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本棚登録 : 2851
感想 : 199
4

3・4巻は織田信長編としながらも最後まで
明智光秀が主人公でしたね。
結末は当然本能寺の変に向かっていくのが分かっていて
そこまでとても自然に話がつながっていくことに
司馬遼太郎氏の巧みさを見た気がしました。
道三の立身出世から本能寺の変まで本当にドラマのように
話がうまく繋がって流れていき見事としか言いようがないですね。

ただどうしても光秀の視点から信長しか基本的に
描かれていなく、信長が勢力を伸ばしていった部分が
あまり詳細に描かれていなかったのが残念でした。
そちらの視点でも作品を読んでみたいなぁと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年9月1日
読了日 : 2018年8月31日
本棚登録日 : 2018年8月12日

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