わたしの台南: 「ほんとうの台湾」に出会う旅

著者 :
  • 新潮社 (2014年8月29日発売)
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本棚登録 : 125
感想 : 13
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前半は著者オススメの食や観光の情報、後半は著者と台南の関わり、人との出会いなど。台南旅行を計画しているのでガイド本のつもりで読んだのだけど、思いがけずそれ以上に楽しめる本だった。
著者はてっきり一青窈だと思って読んでいたら、途中で一青窈のお姉さんであることが判明。改めて著者名を見たら「一青妙」だった。血を見るのが好きで医学部を受験したが落ちたので歯科医になったとか、神様への捧げ物である牛の生首の頭の毛をむしる行事に嬉々として参加する様子など、妙さんも妹さんに負けず劣らずエキセントリックな一面をお持ちのようで、読んでいて楽しかった。
都会になってしまった台北と違って、古き良き土臭さが残る台南を知ることができる良本だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2014年10月31日
読了日 : 2014年10月31日
本棚登録日 : 2014年10月31日

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