デパートの和菓子売り場で働く杏子(通称アン)のお話「和菓子のアン」の続編。
前作では美味しそうな和菓子の描写に思わずにわか練り切りファンになったほどだったけれど、今回は主にアンの内面が描かれている。ぽっちゃり体型でファッションにも無頓着、外見のせいで劣等感が強いアン。その魅力に気づいていないのは本人だけだ。今回はラストの「甘酒屋の荷」という古い言葉の謎と共に思わずニンマリさせられた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2017年2月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年2月11日
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