脱炭素時代を生き抜くための「エネルギー」入門 (素晴らしきサイエンス)

著者 :
  • 実務教育出版 (2021年6月1日発売)
3.67
  • (5)
  • (1)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 92
感想 : 10
4

あなたは「エネルギー」について、どこまで知っていますか?と聞かれて、知らないことがたくさんあることが分かった。




石油がどうやってできたかにはいくつか説がある。一番有名なのは、有機起源説だ。有機物や土砂がたまって化学反応を起こすことによって発生する。




しかし、細胞期限説があった。1993年 京都大学の研究グループが、静岡県にある相良油田から石油を分解する特殊な菌を発見。この菌は、石油や酸素のない環境に置かれると、二酸化炭素を使って細胞内に自分から原油を作り出す。驚きの技だな。




天然ガスについても驚きの事実があった。それは日本、しかも関東地方に大量に天然ガスが眠っている。関東地方だけでも埋蔵量は7350億㎥以上というから驚きだ。




しかし、採掘して利用するには問題があった。それは首都圏にあるので多くの地域で採掘制限している。かろうじて房総半島で採掘されているだけだった。




意外と知っているようです知らないエネルギー、いい勉強になった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年12月12日
読了日 : 2021年12月12日
本棚登録日 : 2021年12月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする