99%が知らない富裕層になる方法 すべてを手に入れた「1%の人々」はこう考える (Knock‐the‐Knowing)

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  • ヒカルランド (2014年6月3日発売)
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感想 : 9
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一体この人たちの頭の中身はどうなっているのかと思うことがある。永田町や霞が関のキツネやタヌキ、報道陣などだ。




お金持ちも気になる存在の1つだ。2014年に発行された本だが、よくあるお金持ち本と違って、今の新富裕層(ニューリッチ)について取り上げている。




「ユダヤ人大富豪の教え」(本田健著 大和書房刊 2003)について、著者は過去のお金持ちの類型の寄せ集めであって、ニューリッチの実像とはかけ離れていると指摘している。




ニューリッチを分類すると以下のようになると述べている。



1.職業リッチ(外資系企業のディーラー、芸能人など)


2.起業リッチ(ITブームのような社会のトレンドをつかんで成功した人たち)


3.投資リッチ(普通のサラリーマンやOLをしながら、お金をためています投資して富裕層になった人たち)


4.引退リッチ(大企業に努め続けて、経営トップや幹部で引退した人たち)




いずれの人たちも自己投資を欠かさない。勉強イコール学校教育というイメージのある一般人と違って、いろいろなジャンルの本をよく読む。




富裕層が一番使うのは教育費だった。今では、目指せ東大からアイビーリーグへと変わってきている。欧米のボーディングスクール(寄宿学校)やシンガポールやマレーシアなどのインターナショナルスクールに入れる富裕層も出てきている。




そしてネットの情報は信じない。フェイクニュースが流れたり、よく見る情報をすすめる余計な機能が付いていて自分にとって都合の良い情報ばかりになるならなあ。




テレビに関してもあまり見ない。富裕層にとってテレビは時間の無駄だと考えているからだと著者は考える。





生き方が違うなあ。コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が出ている今でも富裕層は、あおり報道やあおりコメンテーター、専門家もどきの意見に流されることなく生きているのかな。富裕層がウイズコロナ及びアフターコロナに向けてどのように考えているのか気になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年12月26日
読了日 : 2021年12月26日
本棚登録日 : 2021年12月26日

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