いなり、こんこん、恋いろは。 (1) (角川コミックス・エース 326-1)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年4月4日発売)
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本棚登録 : 909
感想 : 36
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天照大御神が婆
 33円だったのでよんでみた。タイトルの語呂がいい。

 神様のちからで変身能力を得て告白してしまふ主人公。だがそのせいでみづからも神になってしまふといふ話。

 恋愛と神様の話が混ざってゐてゴチャゴチャしてゐる。恋愛のほうは、男の子に夢中になってゐるばかり。なぜ好きなのかもわからないのに必死。神様もケモミミの生えた狐のポップな造形で、ありがち。
 出てくる天照大御神は、女神のはずなのに、老婆か老人みたいな顔つきで悪いことをたくらんでゐる。世も末だ。

 往々にして観念だけでつくりあげてゐて、オリジナリティやリアリティを感じない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月9日
読了日 : 2023年12月9日
本棚登録日 : 2023年12月9日

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