館シリーズの第2弾。
『十角館の殺人』がとても面白かったので、こちらも読む事に。
建築家・中村青司が設計した館での殺人事件。
中盤で何となく犯人が分かってしまったが、それでも更に上をいくトリックがあり充分楽しめた。
ただ、執事・倉本が主人公の入れ替わりに最後まで気が付かなかった事は少々無理があるなと思った。
前作より衝撃は少ないが、インパクトはあった。犯人当てと言うより、犯人の心情や動機に重点を置いているストーリー性の高い作品であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月29日
- 読了日 : 2024年4月29日
- 本棚登録日 : 2024年4月29日
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