木のいのち木のこころ 天

著者 :
  • 草思社 (1993年12月1日発売)
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本棚登録 : 220
感想 : 34
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本物の仕事とは、こういう事なんですよね。
本当に生きるってことでもある。。。

樹齢が沢山経ってる木を見ると、神を見たかのような何か大きなパワーの様なものを感じるように、著者の本を読んでると、正しくて大きくて時代を超えて不動の素晴らしきものを沢山感じる。

丸暗記したくなる位好きな本です。

時間をかけた苦労の底力
知らない事でも避けないで解決するのが世の中
大工というのは現場だけじゃない。生活も大工。
時間をかけて覚えた一見無駄な事は、簡単な道具を得たとしても100%の力を出して取り組む姿勢を得られる。
一人前とは百点の仕事をこなすこと。
「木の癖組は・・・中略・・・これ正なり」

とかとか、まだまだいーっぱい素晴らしいお言葉があります。
まさにバイブル。

雑誌プレジデントで数名の起業家が推してた本だったので読みました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年3月29日
読了日 : 2010年3月29日
本棚登録日 : 2010年3月29日

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