東京湾の埋め立て地を舞台に、巨大プロジェクトに翻弄する政治家やゼネコン、そして奇形ミミズを追う大学教授が入り乱れて…。
良くも悪くも、ステレオ。
研究一筋で、女っけのないミミズ研究者もまぁ、今更な感じ。つか、彼の母親や、見合い相手なんぞのステレオっぷりは悪意すら感じる。
で、政治家のゼネコンも、ステレオで…。
手玉にとってる美女が、ちょっと、おって感じなんだけど、最終的には。
なんか、とってつけたような<理由>が無い方がよかったと思うよ。
樋口氏、いったいどーしちゃたんだろうなって感じ。
まぁ、ざっくりあっと言う間に読めるんだけどね。
と、きっと書いてる本人は楽しかったんだろうなって。まぁ、それが救いかなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
邦人作者名 は~ほ
- 感想投稿日 : 2012年6月24日
- 読了日 : 2012年6月24日
- 本棚登録日 : 2012年6月24日
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