ベイ・ドリーム (中公文庫 ひ 21-9)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年4月21日発売)
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感想 : 11
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 東京湾の埋め立て地を舞台に、巨大プロジェクトに翻弄する政治家やゼネコン、そして奇形ミミズを追う大学教授が入り乱れて…。

 良くも悪くも、ステレオ。
 研究一筋で、女っけのないミミズ研究者もまぁ、今更な感じ。つか、彼の母親や、見合い相手なんぞのステレオっぷりは悪意すら感じる。
 で、政治家のゼネコンも、ステレオで…。

 手玉にとってる美女が、ちょっと、おって感じなんだけど、最終的には。

 なんか、とってつけたような<理由>が無い方がよかったと思うよ。

 樋口氏、いったいどーしちゃたんだろうなって感じ。
 まぁ、ざっくりあっと言う間に読めるんだけどね。

 と、きっと書いてる本人は楽しかったんだろうなって。まぁ、それが救いかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 邦人作者名 は~ほ
感想投稿日 : 2012年6月24日
読了日 : 2012年6月24日
本棚登録日 : 2012年6月24日

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