百鬼夜行抄 (8) (ソノラマコミック文庫)

著者 :
  • 朝日ソノラマ (2006年7月13日発売)
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本棚登録 : 527
感想 : 34

 ドラマが面白かったので、つい買ってしまったコミック。
 
 主人公、飯島律は、幻想作家だった祖父の遺伝でもののけが見える。
 妖魔と、どこか天然な飯島家の人々との悲喜こもごも…。

 も、面白かったっす。
 ケチって文庫を買ったんだが、単行本で買えばよかったとちょっと後悔。だって、単行本は15巻まで出てるもんねぇ。ってことは、文庫になってるのは半分強ってところ? うーーー、奥付を見たら結構間隔あいてるし…。
 困った。
 
 ドラマでは、律を守っている妖魔が、18歳まで守ると契約していて、18になったら食べるという設定になってた。なので、かなり緊張感があった。
 コミックではないってことだったので、どーするんだろうと思ってたら、律の叔父さん伯母さんたちが強烈だったww 従姉もね。
 開おじさん、素敵です<結局素敵オヤジがいると、いいのか自分

 ともあれ、人の欲望というもののいろんな側面をしっかり見せている漫画なのである。
 欲望というか、煩悩か。
 結局、妖魔も、人のそういうものが作り、呼び寄せるのだろう。
 じっくり読むと、とっても深いのであった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 邦人作者名 あ~お
感想投稿日 : 2010年5月8日
読了日 : 2007年4月8日
本棚登録日 : 2007年4月8日

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