今でも思い出す児童文学と言えば、これ。
小学校の図書館で出会いました。装丁とタイトルが印象的だったのを覚えています。
生まれてから死ぬまで全てがコミュニティーごとに管理されている(それが普通である)社会。その中で「人類の記憶」を継承する役割を負うことになった少年のお話です。
飢餓や戦争を忘れた代わりに、祖父母との暮らしや暖炉の温もりも忘れてしまった人々は果たして幸せなのか。
とても深いテーマですが、物語としても非常に展開が面白く読みふけってしまいます。
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カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2008年3月25日
- 本棚登録日 : 2008年3月25日
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