22篇の短編から成っており、それぞれが独立した形をとっているが全体を通すと繋がっている。
故意にか自分の理解力が乏しいのか定かではないがレトリックが難解で完全に理解することが難しかった。というか理解できていない部分が大半である。しかし文章を読み進めることが苦ではなくむしろ言葉の組み合わせに美しさ?というか心地の良い奇妙さを感じ感動を覚えた。
人類の技術が人類の手を離れ知能が発達していった社会(シンギュラリティー)での巨大知性体、超越知性体、アルファケンタウリ星人の話や畳一面に敷かれたフロイト、脳の増幅化に成功し自らを箱の中に閉じ込めたエコー、未来側の狙撃手に向かって発砲し続ける頭に銃弾の埋まった女の子など何がなんだがわからない。
正直この本を説明するのは無理だと思う。読まないとこの雰囲気は伝えられない。面白いので読んで見てください。個人的にはComing soonが好き。あとユグドラシルが可愛い。おわり
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年2月18日
- 読了日 : 2011年2月14日
- 本棚登録日 : 2011年2月14日
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