わが国の家庭では、ある種のリベラリズムが純粋な形で達成されつつあるように思います。食や育児に対するネグレクトの言い訳に、「個の尊重」、「自由への配慮」、「価値観の相違」といった政治的に正しい言葉が援用される。形式的には正しいんだけど、その実質は明らかにおかしい。そうした事態が、社会の基本単位である家庭の中で普通のこととして起こっているようです。
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- 感想投稿日 : 2010年7月9日
- 本棚登録日 : 2010年7月9日
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