密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2010年1月15日発売)
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本棚登録 : 3956
感想 : 378
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お互い素性の知れないネットで知り合った5人が殺人事件を推理する
ただこれだけ聞くと普通の推理小説だが他と一線画しているのは5人のうち一人がリアルで殺人を犯し、他の四人がその殺人をどうやって成し遂げたかを推理し順番で犯人と探偵役を回していくというもの
なので犯人は既に分かっている
もといハウダニットもの

殺人を平然とやってのけるモラルの欠片も無いのは小説というフィクションだから置いておくとして、そういう犯行の仕方も確かにあるなと変な話感心した

そしてラスト近くなった辺りからのそれぞれの人物の真相にも驚き
一部嗜虐的な表現があったりで刺激的な部分もある
スゴい面白いかと言われればそこまでな気がするが続編は読んでみたい

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月30日
読了日 : 2022年8月30日
本棚登録日 : 2022年8月30日

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