読書好きの友人Kからお下がりでもらった一冊。
ひとことで言うと、エンタメ小説だった。
章が割に細かく分かれていて、それぞれに語り手が変わる。普段見えていない人間や物事の裏表を全て可視化したような、そんな内容だった。
章ごとに数年が経過していて、章ごとのシチュエーションもバラバラ。けれど全ての核に謎の女“美幸”がいる。
それだけ聞くと重い話なのかと思うけれど、どちらかと言うと深く考えずに楽しめる一冊だと思う。
これまで奥田英朗を読んだことがなかったけれど、他の作品も読んでみたいと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
福島時代
- 感想投稿日 : 2024年1月25日
- 読了日 : 2024年1月25日
- 本棚登録日 : 2023年11月15日
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