この本では日本の総理をアメリカの言いなりの対米追随型と、アメリカから距離をおき真の独立を目指す独自路線型に分類し、独自路線をとった政治家はアメリカによって陥れられ潰されるのではないかと推測している。 昭和の切れ者政治家の岸信介や田中角栄など有能でカリスマの政治家も、アメリカの「虎の尾」である在日米軍の縮小と日中友好の制作をとろうとしたため政治生命を絶たれたというのである。 この本を読んで、もし著者の推測が本当だとしたらアメリカという国はとんでもない悪い国だと思うが、かといって中国と組むのもどうかと思う。
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カテゴリ:
政治
- 感想投稿日 : 2014年4月17日
- 読了日 : 2014年4月23日
- 本棚登録日 : 2014年4月17日
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