昭和35年の作品というのにこの凄まじさ。カフカ的というか安部公房的というか、悪夢のような不条理のオンパレード。中でもやはり「蛇」は圧巻でした。ウロボロスの蛇、表と裏の逆転、なんかもう、凄かったです。
「パルタイ」「非人」「貝のなか」「蛇」「密告」
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○倉橋由美子
- 感想投稿日 : 2012年8月31日
- 読了日 : 2009年12月
- 本棚登録日 : 2012年7月27日
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