家定さま・・・(泣)史実に忠実な以上、亡くなることはわかっていましたが、これはあまりに切ない。でも篤姫様と相思相愛の時間がもてただけでも幸せだったのかな…。
そしていよいよ安政の大獄、桜田門外の変ときて、和宮降嫁。和宮さま問題は次回に持越しか…私は和宮さまと家茂さまのカップルが好きなので(※歴史上の)こちらでもちゃんと相思相愛になってほしいなあ。子供はなかったから百合でも構わないけど、和宮さま自身は素敵な人であってほしい。
余談だけど家茂さまが長州征伐の遠征先で亡くなったときに、お土産の着物だけが和宮さまに届いて、そのとき和宮さまが詠まれた「綾も錦も君ありてこそ」って歌がすごく泣かせる。自分の死後は家茂さまの傍に葬ってくれと遺言されたので徳川の墓所に入られてるし、改葬のため発掘されたとき家茂さまの写真が一緒に棺に入れられてたってエピソードも泣ける…(このときの調査で遺骨の左手首から先だけがなかったんですよね)
今ちょうど勝海舟の「海舟座談」再読してるのだけど、勝海舟は天璋院様と和宮様は仲良しだったって語ってるし、去年再読した岡本柳之助(家茂の紀州藩出身)も和宮さまのことベタ褒めしてたっけ。天璋院さまもそうだけど、和宮さまも政略結婚で徳川に嫁いで、幕府滅亡後は実家に帰ったほうが良い待遇受けられるのにあくまで自分は徳川家に嫁いだ身だからと幕府側の人間としてふるまわれたとのこと。泣ける。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
○よしながふみ
- 感想投稿日 : 2018年1月9日
- 読了日 : 2018年1月8日
- 本棚登録日 : 2018年1月9日
みんなの感想をみる