さよなら、人類 [DVD]

監督 : ロイ・アンダーソン 
出演 : ホルガー・アンダーソン  ニルス・ウェストブロム 
  • TCエンタテインメント
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感想 : 19
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EN DUVA SATT PA EN GREN OCH FUNDERADE PA TILLVARON
2014年 スウェーデン+ノルウェー+フランス+ドイツ 100分
監督:ロイ・アンダーソン
出演:ホルガー・アンダーソン/ニルス・ウェストブロム
http://bitters.co.jp/jinrui/

北欧の映画監督というと真っ先に思い浮かべるのがラース・フォン・トリアーなのだけど、意外と変な監督が多いのかしら(笑)それともたまたま日本で紹介されているのがそういう監督の映画ばかりなのかしら。ロイ・アンダーソンは前2作を観損ねていたので映画館ではこれが初めてだけど、久しぶりにちょっと寝てしまいそうになりました。

映像(色彩)は北欧っぽい淡く透明感のある感じでとても綺麗だったし、全体的にはキライじゃないんだけど、なんというか、映画というより「シュールなショートコント集」。

くすっと笑える場合もあるし、お国柄の違いか面白さがよくわからない場合もあり。陛下がロシア遠征にいって帰ってくるシリーズは妙に好きでした。無駄に馬とかいっぱい行進していて。わかりやすく不条理で。

劇中で使われている歌が、日本でも聞き覚えのある「ごんべさんの赤ちゃんが風邪引いた」てやつで、気になって調べたら元ネタはアメリカの民謡、あちこちの国で替え歌的に使われてるんですね。

日本語タイトルが全くの意訳で、意図がわからないのは微妙な気がします。原題は、映画の中の子供の発表会みたいな場面で女の子が朗読しようとする鳩の詩の一部らしい(直訳で「実存を省みる枝の上の鳩」)。それがなぜ、たまの曲タイトルみたいになっちゃったんだろう(謎)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  北欧映画
感想投稿日 : 2016年2月18日
読了日 : 2016年2月17日
本棚登録日 : 2016年2月18日

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