何気に初井沢(対談本だけど)。内容としては軽めで、第3章までの歴史的な話題については既知の事項がほとんどだったが、今後の天皇家の在り方について展望した第4章は興味深かった。(日本の「家庭」モデルとしての)近代的な一夫一妻的家庭を営む中で、正統性の担保として(男系)血統の保持を要求されることの困難さについては、確かにもう少し目が向けられてもいいのではないかと感じた。
読書状況:読み終わった
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新書
- 感想投稿日 : 2014年1月11日
- 読了日 : 2013年12月31日
- 本棚登録日 : 2014年1月11日
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