登場人物のはせがわくんは、森永ヒ素ミルク事件の被害者である。障がい者に対して周囲の人がどのような行動をとるのか、絵本で如実に表現されている。子どもたちが事件のことより、目の前のはせがわくんとどうやって毎日すごすかを真剣に考えて行動している様子が手に取るようにわかる。大人のあたまでっかちとは違う行動力に脱帽。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2020年3月8日
- 読了日 : 2020年3月7日
- 本棚登録日 : 2020年3月7日
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