炎立つ 四 冥き稲妻 (講談社文庫)

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  • 講談社 (1995年10月4日発売)
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清原内部での死闘、後三年の役が始まる。清原清衡、源義家が、死闘を掻い潜り、清衡がついに勝利を収める。
それにしても、凄まじい身内同士の死闘。清原一族には、真の武将はいなかった。
源義家が、藤原経清の妻、結有と対面し、義家が藤原経清らをまことの武士として、いかに尊敬していたか語る場面は、本当に感動。まさに「士は己を知る者の為に死す」ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年10月18日
読了日 : 2020年10月18日
本棚登録日 : 2020年10月18日

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