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朝が来る (文春文庫 つ 18-4)
- 辻村深月
- 文藝春秋 / 2018年9月4日発売
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前半部分、不妊治療を頑張る夫婦の描写を電車で読んでてうっかりけっこう泣いてしまうくらい胸に想いが詰まってしまいましてね…。
とても丁寧に心情を描写していて、なんだか優しいだれかが隣にいて、(こちらが物語を読んでいるのに)心にためた想いを聞いて受け止めてもらっているみたいな気持ちになりました。
大切な友達がひとり増えたみたいな本です。
2018年11月10日
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十二人の死にたい子どもたち (文春文庫 う 36-1)
- 冲方丁
- 文藝春秋 / 2018年10月6日発売
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バカの書き方が上手い!
あ〜これはバカだわ〜と思わされて、そこだけでも人に話したいな〜と思いました。
話し方とかそんなんじゃなくって、バカだからこその思考回路、本当に最高。
偏差値が低いので説明の箇所はときどき飛ばしながら読みました。正直すまんかった。
2018年11月10日
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一番わかりやすいズパゲッティの本! 半日でサクサクできるズパゲッティバッグ&小物 編み図がよめなくてもOK!
- 徳増理恵
- 講談社 / 2017年8月3日発売
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三日坊主で飽き性で不器用なわたしでもなんとかポーチが編めました!編み図ではなくて写真なのもみやすかったんですけど、写真(おてほん)の編み目が綺麗すぎて自分が正しいのかよく見失いました。楽しいです。ものをつくるのは楽しい。
2018年6月3日
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木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫 お 42-3)
- 恩田陸
- 文藝春秋 / 2010年11月10日発売
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上手に謎まで誘導してくれたので読みやすかったです。
アキちゃんの推理すごすぎてイタコかなんかかな?と思いました。あとヒロくんは暴力はいけないと思います。徹頭徹尾ヒロくんが真面目系クズ。
2018年5月29日
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カラヴィンカ (角川文庫)
- 遠田潤子
- KADOKAWA / 2017年10月25日発売
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もっと話し合えよ〜!とか、もっと外部が適切に介入しろよ〜!と言いたくなる。暗いので、元気がないときには読まないほうがいい。
2018年5月5日
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月桃夜 (新潮文庫nex)
- 遠田潤子
- 新潮社 / 2015年11月28日発売
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『蓮の数式』を読んで、これは作家買いだ〜!!と慌てて書店に走った2冊目。
いろいろうまくいかないときってあるよね〜、と思った。
2018年5月5日
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蓮の数式 (中公文庫 と 33-1)
- 遠田潤子
- 中央公論新社 / 2018年1月23日発売
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主人公の名前や悩み、職業まで自分に似てるところが多くて、書店でちょっと立ち尽くしてしまった…。
長編ですが、はらはらするストーリー展開、明らかになっていく謎、そしてちょくちょく挟まれる濡れ場のおかげで、中だるみなく読めます。
ほんとよくセックスする…この男…。
最近読書から遠ざかってたんですが、やっぱ本読むの楽しいな!って思えたきっかけの本です。
2018年5月5日
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日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」 (ブルーバックス)
- 篠原さなえ
- 講談社 / 2018年4月18日発売
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「舌の筋力不足」という視点は、個人的には新しい気付きでした。
私自身、滑舌が悪くて悩んでいるのですが、滑舌の悪さにも多くのタイプがあり、その全てを網羅するには至りませんでした。
私は、
・い段の音が苦手
・とくに「き」「し」「ち」が苦手、空気が漏れる音がする
・自分の耳には聞こえない(録音等で聞かないと滑舌が悪いという自覚が持てない)
というタイプなんですが、それが解決!とはなりませんでした。
仕方のないことですが、ちょっと残念でした。
2018年5月2日