著者の新作を読める時代に生まれていて本当に幸せだと思う。しかし、本書は発売と同時に購入したものの、この休みまで読むことができなかった。著者の作品は片手間では読むことができない。それほど詳細かつ重厚だからだ。
著者の作品の殆どは圧政に立ち向かう人々の姿を描いているが、本書はその中でも特に完成度が高いと思う。デモクラシーとは衆愚政治と直訳するそうだが、為政者が最もの望んでいるのが衆愚であると本書は訴える。言いえて妙だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月1日
- 読了日 : 2016年1月1日
- 本棚登録日 : 2016年1月1日
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