3年の野沢太郎は、台風で大洪水になった翌日、学校帰りに、ドブ川が溢れてゴミ山のところで、動物を拾った。シャワーをかけてみると、みどりの頭にサラ、せなかに亀のこうらがあるカッパだった。太郎は「じつぼ」と名前をつけて、父母に内緒で魚を与えたり遊んだりして、心を通わせる。
かっぱなんていないと言うクラスメイトに見せるため学校へ連れて行ったので、それから太郎が止めなかったので、じっぽは大学の研究室に取られてしまう。大学でじっぽが解剖されてしまうかもしれないと考えて、太郎は自転車でじっぽを取り戻しに出かける・・・
お話ができるじっぽがとても可愛い。太郎の心の変化が愛おしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童
- 感想投稿日 : 2021年9月7日
- 読了日 : 2021年9月7日
- 本棚登録日 : 2021年9月7日
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