ミステリマガジン2016年3月号の小鷹信光氏の追悼特集で、紹介されていた本書を読んでみた。小鷹氏のデータ魔的な丁寧な仕事に驚かされた。ハードボイルドを本当に好きじゃなきゃ、あれほど膨大なデータを集めて整理して本にまとめるなんてできない。一つひとつの文章に氏の魂が込められているようだ。他の人が真似をできる仕事ではないだろう。本書を読んで、ハードボイルドを読みたくなってきた。これまではレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」しか読んでないけれど、小鷹氏が翻訳したハメットに挑戦したいと思う。村上春樹さんが翻訳した「長いお別れ」も読んでみたい。読みたい本がどんどん増えて困るなあ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2016年3月16日
- 読了日 : 2016年2月13日
- 本棚登録日 : 2016年2月6日
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