夏への扉

  • 早川書房 (2010年1月25日発売)
4.04
  • (62)
  • (73)
  • (39)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 698
感想 : 65
5

一人の男が罠に嵌められて落ちた後に復活する物語は王道であり、面白くないわけがない。しかも、そこに時間転移というSFの要素が入ってくると、さらに面白くなる。タイムトラベルものでは何かしらの矛盾が発生することが多いので、本作品もよくよく読めば何かおかしいところがあるかもしれない。でも、そんなの探して面白い? 楽しく読もうよ! って感じで読めば、読者は幸せになれると思う。猫のピートのことがずっと気になっていたが、最後の方に忘れられずに出て来て安心。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2019年5月20日
読了日 : 2019年5月18日
本棚登録日 : 2019年5月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする