秀吉が造成した聚楽第は10年で破却された上、徳川治世では描かれる事は難しいのもあって幻に近い存在。その聚楽第への天皇行幸を描いた屏風について図説で解説したのが本書。聚楽第について具体的にイメージができるのは嬉しい。ただ描き手など細かい点には謎は残っているのですが。内容は薄口ですが、絵図を読み解く入門にはよいのではないでしょうか。
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カテゴリ:
日本史
- 感想投稿日 : 2011年2月12日
- 読了日 : 2011年2月12日
- 本棚登録日 : 2011年2月12日
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