ヨーナ・リンナ警部シリーズ第三弾。スウェーデン北部、問題を抱える少女の自立支援施設でおきた、少女と看護師の殺人事件を主人公の警部が追う話。事件の直後施設にいた一人の少女が脱走して容疑者として行方を追われる。しかし事件はそんな単純なものではなく、執念深く主人公は謎を解明していく。上巻は少々ダラダラとした展開だったが、下巻は一気にテンポよく進み、楽しめた。前二作品よりも主人公の警部がより多くメインで登場し、過去も語られているため、やっとシリーズらしくなってきたと感じられた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2014年7月27日
- 読了日 : 2014年7月27日
- 本棚登録日 : 2014年7月27日
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