首折り男や、それに関わる人間たちの不思議な連作短編集。それぞれの物語は独立しており、全く異なる趣を見せているが、どこか世界観が繋がっているスモールワールドの中にある。主人公たちは他の物語の登場人物たちの行動によって、バタフライエフェクトのように影響されて、物語が変容していく。時空や運命みたいなものがねじ曲がって物語の世界を包み込んでいる感覚を覚えた。
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- 感想投稿日 : 2020年4月18日
- 読了日 : 2020年4月18日
- 本棚登録日 : 2020年4月16日
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