すばらしい人間部品産業

  • 講談社 (2011年4月15日発売)
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本棚登録 : 274
感想 : 27
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小説の中だけと思っていた臓器売買や遺伝子、細胞、果ては胎児まで、経済活動に組み込もうという怖い内容。
倫理的にどうだとか、宗教的にどうだと言っても、現実に特許という枠組みで金儲けの一手段となりつつある(もうなってる?)ことが目の前に現れそう。

人間を、部品に分解できるわけがないのに、それが現実になっていることは知らなければならないし、身内がそれで助かるならそれにすがりたいとも思うだろうし。複雑な気分である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年10月6日
読了日 : 2011年7月31日
本棚登録日 : 2011年7月31日

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