小説の中だけと思っていた臓器売買や遺伝子、細胞、果ては胎児まで、経済活動に組み込もうという怖い内容。
倫理的にどうだとか、宗教的にどうだと言っても、現実に特許という枠組みで金儲けの一手段となりつつある(もうなってる?)ことが目の前に現れそう。
人間を、部品に分解できるわけがないのに、それが現実になっていることは知らなければならないし、身内がそれで助かるならそれにすがりたいとも思うだろうし。複雑な気分である。
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- 感想投稿日 : 2011年10月6日
- 読了日 : 2011年7月31日
- 本棚登録日 : 2011年7月31日
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