軍師竹中半兵衛 (角川文庫 さ 3-43)

著者 :
  • KADOKAWA (1988年9月1日発売)
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本棚登録 : 217
感想 : 28
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竹中半兵衛重治。恐るべき男よ、と秀吉は言った。まるで当人みたいに信長というものをよく知っている。もし半兵衛を敵に回したら、これ以上恐ろしい人間はいなかった。立身出世を望まず、権勢といったものに関心を示さない。荒馬を乗りこなすのが楽しいだけで、馬を飼うのは性に合わぬと、半兵衛はいう。天下を治めるは馬を飼うことに似ている。信長、秀吉という荒馬を自在に乗りこなし、戦国を駆けぬけた一世の軍師、36年の生涯を描く大河小説。

竹中半兵衛が長生きしていたら、豊臣政権はもっとマシになっていたはず。
竹中半兵衛、豊臣秀長、黒田官兵衛の三人が揃って豊臣家にいる頃が一番よかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2019年5月4日
読了日 : 2019年5月4日
本棚登録日 : 2019年5月4日

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