出家とその弟子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1949年11月14日発売)
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本棚登録 : 302
感想 : 47

恋愛と性欲、宗教との相克。
親鸞と息子の善鸞、弟子の唯円の葛藤を中心に、『歎異抄』の教えを戯曲化した宗教文学の名作です。
青春の一時期の問題が率直に示されており、発表後一世紀近くを経た今日でも、読む者に熱烈な感動を与えます。
ずいぶん昔から本書の存在は知っていましたが、なかなか読めませんでした。
大学生の時に読むのと、今読んだのとでは、読後感はずいぶん違ったんだろうなと思います。
素晴らしい文学作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学
感想投稿日 : 2023年8月29日
読了日 : 2023年8月29日
本棚登録日 : 2023年8月9日

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