ボスを見つける・レクイエムを倒す・矢を手に入れる、と目的がごっちゃになっていて結構読みづらい。状況説明も基本後付け&へりくつが多く、何がどうなっているのかわかりづらい状況が多いし。レクイエムを倒した時の説明もかなりめちゃくちゃだったしな…。基本へりくつが多いのは承知の上だが、理屈にもなっていないというか…。トリッシュが一度死んだのにレクイエムを倒した時の勢いで蘇るというのも無理があるし。クリムゾンの能力も、時によって単なる予知だったり、途中の時間を吹っ飛ばせたり、説明にブレがあるし。
いや、基本的に作品として好きなのは変わらないんだけど、第五部の特に終盤はちょっとカオス感があったな、という印象。
トリッシュ(中身ミスタ)がかっこいいのは作者本人も楽しんで描いてるよな~と思った。
解説で、当初はフーゴを裏切り者にしようと思ったが思いとどまって単にフェードアウトさせたというのがとてもありがたかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月9日
- 読了日 : 2019年11月9日
- 本棚登録日 : 2019年11月9日
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