4章の「信じることをやめない」に松井選手の考え方が表れている。
日本で痛めた左膝痛が再発し(2009年7月)、手術すると今シーズンのプレイできる可能性はゼロに近くなる。チームがプレイオフに向けて一丸となっているのに、今手術を行うと「チームの一員」であることを放棄することに等しい。監督の采配、チームの補強は自分がコントロールできることではないが、「チームの一員」として試合に出て全力を尽くそうとすることはできる。
ヤンキースの伝統、ニューヨーク・フィルハーモニックのエピソードを交えながら手術をしないという決断や、野球ができないという状況の中で自分の信念をどう貫いたかが書かれている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
野球
- 感想投稿日 : 2010年4月24日
- 読了日 : 2010年4月19日
- 本棚登録日 : 2010年4月19日
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