◆荒々しくも繊細な、この感情の正体は?◆
この作品は当時19歳の著者が芥川賞を史上最年少で受賞したことで、大きな話題となりました。甘酸っぱい恋愛小説かと思いきや、あまりにリアルで心に突き刺さる心理描写に、ページをめくる手が止まりません。思春期に誰もが感じたことのある焦りや苛立ち、そしてときめき。それらが美しく繊細に表現されています。クラスの余り者同士の奇妙でもどかしい関係。そんな二人の青春の甘さと苦さを、ぜひ味わってみてください。
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ヨムゾー35号【平成のベストセラー】
- 感想投稿日 : 2019年6月4日
- 本棚登録日 : 2019年6月4日
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