ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社 (1994年12月1日発売)
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本棚登録 : 1907
感想 : 297

母子共に読んでいる漫画第3弾(笑)


何度読んでも切なくて、特にラストの方は号泣してしまいます。男として生きることを強要されたオスカルと女として自由な恋もできないマリーアントワネット。この二人は実は真逆でありながら、似た境遇にあったのではないでしょうか。それぞれ選んだ道は分かたれてしまいましたが……。

それにしても、池田先生はこれを描いたとき学費目的だったという話ですが、トーンもない(もしくはごくわずかな)時代にこれだけ書き込みがされているのはすごいと思います。点描トーンなんて存在しなかったはずだから、あの点描の嵐は……。……もともとイラストを描くことは好きだったのでしょう(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画(´;ω;`)
感想投稿日 : 2010年9月6日
読了日 : 2010年9月2日
本棚登録日 : 2010年9月2日

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