オオバンクラブの無法者 (アーサー・ランサム全集 5)

  • 岩波書店 (1967年9月18日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 4
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この頃一番楽しみに読んでいるシリーズです。読み終えてしまうのがさみしいです。
今回は前巻に出て来たD姉弟のお話とあったのでどうだろう面白いのかな?と少し不安に思ったのですがあにはからんや。なかなかスリリングな展開で面白かったです。

それにしてもこの作品に出てくる大人は素敵な大人ばかりです。そりゃあマーゴレッタ号の愚連隊もおりますが良識ある大人とはできうる範囲で子供を尊重し、その責任をきちんととらせ、子供の手に余る出来事が起った時行動する。きちんとその目で安全を確認した後は子供を信頼して口を出さない。いやあなかなか出来る事ではありません。

トムと双子がアマゾン海賊やツバメ号乗組員と出会ったら物凄い冒険になるだろうな〜なんて思いました。次も楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2012年4月2日
読了日 : 2012年4月2日
本棚登録日 : 2012年4月2日

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