キャロットケーキがだましている (ヴィレッジブックス F フ 2-11)

  • ヴィレッジブックス (2009年10月20日発売)
3.81
  • (15)
  • (29)
  • (22)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 226
感想 : 30
3

図書館で。
なんか表紙の絵、コワイ。そしてレシピにドクロの絵はいかがなものかと思う。このシリーズの良いところは食べ物に毒が入っているのが無いのも大きいと思うので。

リサとハーブの親戚が100人以上集まって大賑わい。でもリサの父親が認知症になった時、娘が大学進学を諦めて面倒を見ることになったんだよな…というのが何というか皮肉に感じる。まぁ親類だから頼める問題でもないのだろうけど。

30年姿を現さなかった親類の鼻つまみ者が都合よく現れたけど、正直彼の被害にあった人は彼のことを許しているし、彼の所持品であったものを取りに来ただけなんだからそれほど悪いことをした訳でもないような。そして被害者の店にも、内縁の妻にも連絡もしないってのもナンダカナ。そんなもんなんだろうか、ミネソタでは。

それにしてもキャットタワーを買ってもらって「施しされるなんて」と憤るハンナさんはちょっと。自分だってルアーンの娘のために色々してあげてたりするのにねぇ(あと、大量に渡してるクッキーとか)。自分がするのは良くても、人にされるのは嫌なのか。これだから自立した女ってのは!(笑)もしくはこれがミネソタ気質なのだろうか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2022年2月15日
読了日 : 2022年2月14日
本棚登録日 : 2022年2月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする