中学校での学校崩壊の中での、女子生徒二人のそれぞれの戦い。教訓やハウツーのようなものはなく、単に読み物として落とし所に興味を抱き最後まで一気に読めた。
自我の目覚めによる両親との確執や受験、とても繊細でいて感情の抑止は出来ない、難しい年頃だと思う。表題のとおり過度に保護された、現実社会に出るまでの猶予期間のよう。
取り巻く大人たちもそう大して当てにはならない。その中であるべき理想を掲げて戦う女子に感慨を覚えた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月30日
- 読了日 : 2022年10月30日
- 本棚登録日 : 2022年10月30日
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