橋本治 窯変 源氏物語 1/14 桐壺〜夕顔。
1巻における著者の源氏物語観
*愛=政治の別名。美=力→貴族社会を揺るがす力
*右大臣と左大臣の勢力争い→女との結婚=父の勢力引継
*左大臣の後見→第二皇子である源氏の出世
*源氏の孤独、女性たちの愛
読みやすいけど 14冊読めるかは不安
桐壺→闇の中から光が生まれる
*愛=政治の別名→女=政権欲の形
*第一皇子が継ぐ→権力の中心は 右大臣へ
*源氏を春宮にしたい→源氏の後見が問題
*源氏は 左大臣家の婿になり 左大臣の後見を得た
*藤壺の女御への恋〜背徳
帚木
*左大臣家の頭の中将と 右大臣家の四の姫の結婚=両家の勢力均衡を図るため
*源氏の男としての目覚め→男の愚かさ
空蝉→男と女の戦いが始まる
*葵の上=終生の拠り所となる真の妻
*空蝉=抜け殻→源氏を避けた女
夕顔→六条御息所 登場
*源氏が 死の穢れに触れる
*源氏の初めての恋は 夕顔→夕顔の死
*源氏の孤独の歌=過ぎし日に 今日別れるも二方に行方も知らず秋は逝くかな
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月9日
- 読了日 : 2019年1月11日
- 本棚登録日 : 2018年12月5日
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