滅亡に向かう中山国の中で、楽毅は何を考え行動したのか?
葛藤と決断がこの巻のテーマだと感じました。最後の章の郭隗の章も面白いです。
印象的な文章
・孤独をつらぬくには勇気が要る。まったく援助を得られていない立場に身を置いてみて、はじめて自己と他者というものがわかる。自分で考え、自分で決断し、自分で実行する。これほど勇気を必要とすることはない。
・こころざしが高い者は、それだけ困難が多く苦悩が深いということだ。人が戦うということは、おのれと戦うということであり、勝つということは、おのれに剋つということにほかならない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2018年9月30日
- 読了日 : 2018年9月23日
- 本棚登録日 : 2018年9月23日
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