だから歩鳥は可愛いって何度言ったら…!
確かにアホ面が多いのは認める。タヌキ顔という印象もあるだろう。しかし、ふとした瞬間の表情はマジ美少女じゃないか!
具体的には弟より先に欲しがってる駄菓子を見つけだして目にもの見せてやる、とやる気を漲らせてるコマとか!!(そこかよ?!)
しかし、歩鳥を正しく評価しているあたり、タケルも只者じゃないですねぇ。彼の歩鳥像、言い得て妙過ぎて爆笑してしまいましたわw
それはともかく、今巻の最大の見せ所、歩鳥と静ねーちゃんの関係。
いや、ホントにこの作者さんは天才だなと。よくこんな話、というか「考え方」を思いつくな、と驚かずにはいれません。
正直な所、静ねーちゃんのやってる事は歩鳥を利用していると見れなくもないのでモヤッとするものがあるのですが、「自分の興味が第一」という歩鳥の性質を更に強めた「師匠」ですから彼女らしいといえなくも無い。
それに「歩鳥がいなければ」静ねーちゃんが静ねーちゃん足りえなかった事も実証されましたし、お互い持ちつ持たれつの関係性なのかもしれません。
静ねーちゃんのキャラクターの掘り下げ、更に歩鳥の根源的な恐怖=本質を見事に描き切った素晴らしいエピソードでした(「夢現小説」、「夢幻小説」)。
あと図書館いいですねぇ。物凄く楽しそうに見えます。特に自分のような一人でいる方が気楽な性質の人間には。
…いや、正直言うと図書館で本読む前に部屋の中の漫画を読まなきゃならんので出かける事はないのですがw
そして紺先輩のダメっ子ぶりw
真田のラブコメも相変わらず(w)で、実に充実した1冊に仕上がっています。
それにしても、ロリ歩鳥可愛いなぁ…(あ、警察は結構です)
- 感想投稿日 : 2015年6月7日
- 読了日 : 2015年6月6日
- 本棚登録日 : 2015年6月7日
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