やがて買い主は、店主が選んだ品物に、人生を支配されていく――。その店は、人生の岐路に立った時に現れる。さかさまの絵本、底のないポケットがついたエプロン、持てないバケツ……。古道具屋は、役に立たない物ばかりを、時間も空間も超えて客に売りつけ、翻弄する。不可思議な店主の望みとは何なのか。未来は拓かれるのか? 買い主達がその店に集結する時、裁きは下され、約束が産まれる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトファンタジー
- 感想投稿日 : 2017年8月10日
- 読了日 : 2017年8月10日
- 本棚登録日 : 2017年8月10日
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