山の際に住む老夫婦。麓と山の狭間にある家。日名子と伊久男はもう二十年以上もこの家に住む。時々山に入りに人が来る。花粧山。里から一時間以上も歩いて山に入りにくる。そして狭間の家でひと時を過ごし、里に戻るか、山に入るかを決めていく。そんな生活をしてきた。ある雪の降る時に、若い娘がやってきた。一年前に若い男が山に入ったという。その男を追ってきたという。娘の話を聞きながら、夫婦の昔話も。
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月19日
- 読了日 : 2018年10月18日
- 本棚登録日 : 2018年10月18日
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