二人姉妹の妹の美津紀は晩年の母に振り回された。その母が死んだ。そして姉と分割した遺産が残った。この出だしから、母の生い立ち。姉妹の生い立ち。留学、恋愛、結婚の話が綴られる。そして今、母を送った美津紀は、夫から離婚を切り出されることを知り、芦ノ湖湖畔のホテルに長逗留する。母娘関係の濃さが胸に少し重いので、少しずつ読み進めたが、いい小説だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月11日
- 読了日 : 2012年9月13日
- 本棚登録日 : 2018年10月11日
みんなの感想をみる