大衆教育社会のゆくえ: 学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書 1249)

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年6月24日発売)
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<i>「教育に何ができるのかを考えるのではなく、何ができないのかを考えること」
「教育になにを期待すべきでかではなく、何を期待してはいけないのかを論じること」
こうすることで、私たちは、教育がそれ以外の世界ときりむすんでいる関係にまで、少しでも視線を延ばすことができるだろう</i>

この一文に全てが集約されているような気がする。日教組という組織の頭の固さにも辟易する。
学歴が両親の経済力でなく家柄(社会階層)が強く影響するというのはなんとなく分かる。時間がたったらもう一度読み直してみよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・教育
感想投稿日 : 2018年11月5日
読了日 : 2011年1月29日
本棚登録日 : 2018年11月5日

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